舞台は琵琶湖!
水上ロボコン!
大会の舞台は日本最大・最古の湖、琵琶湖
E/SASV Gamesの舞台は、日本最大の湖であり、約400万年の歴史をもつ琵琶湖です。豊かな自然と広大な水面を活かして、参加艇は20kmにおよぶロングコースに挑戦します。風や波といった自然条件に対応しながら、自律制御によって航行するソーラーボート(SASV)を制作して、大会に挑みましょう!

メインミッション
競技の主な目的は、自律航行システムを搭載したASV(Autonomous Surface Vehicle)を太陽光のみで走行させることです。船はスタートからゴールまでの約20kmを人が操作することなく、GPSやセンサー、プログラムによって自律的に航行します。
競技では、航行の正確さ・安定性・完走タイムなどが評価の対象となります。

大会規定
出場艇はすべて、太陽光発電による電力のみを用いて航行し、自律走行機能を有している必要があります。搭載可能な通信機器には一部制限がありますが、基本的な構成やアイデアには大きな自由度があり、チーム独自の工夫を活かした艇の開発が可能です。また、規定・採点基準は各年度ごとに最新版をご確認いただけます。


ある夏の日、日本最大の湖・琵琶湖に、風を切って進む小さな無人艇たちが集まります。
その動力は、ただひとつ――太陽の光。
人の手で操ることなく、プログラムされた知恵と工夫によって、自らの力で湖面を進みます。
それが、E/SASV Games。
この大会は、太陽光発電と自律航行という最先端の技術を組み合わせ、
子どもから大学生、企業の技術者までが一緒に挑戦できる場です。
ただ速さを競うのではなく、自然を相手に、自らの創意と技術で航路を切り拓いていく――
そんな体験を通して、参加者は再生可能エネルギーの可能性や環境との向き合い方を学びます。
未来を担う若い世代にとって、この湖は、学びと成長のステージとなるのです。




E/SASV Games には、年齢や立場を超えた多様な参加者が集います。自然エネルギーをテーマにしたこの大会では、技術の巧拙ではなく、「学ぶことを楽しむ姿勢」がすべての出発点です。大会には、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)や大学生、研究者、企業の技術者も参加します。年齢の違いを超えて、同じ課題に挑み、意見を交わし合う――そんな光景は、教室では得られない学びのかたちです。
実際の湖で、自律航行艇を走らせるという経験は、机上の知識を深く根づかせ、次の探究や研究へのステップとなります。先輩たちの技術や挑戦は、後に続く世代の目標にもなります。E/SASV Games は、学びが連鎖するフィールド。その中心にいるのは、「おもしろそうだからやってみたい」と思える気持ちです。
STEAM 教育に関心のあるすべての学校・教育機関のみなさまのご参加もお待ちしています。
