2024実施要綱
2024年4月27日:公開しました
この大会を通し、世界中の人々に琵琶湖の魅力を知っていただくとともに、地球環境問題やエネルギー問題に興味を持ってもらうことを目指しています。また、多くの子どもたちがこの大会に参加する事により、琵琶湖の環境問題を通して未来社会の在り方を学習してくれることを願っています。
将来的には・・・
ここで培われた技術を使い、無人で走るクリーンな船が実用化されているかもしれません。小さい物であれば、手軽に誰でも海を跨いで送れるサービスがあれば非常に便利です。津波や洪水などの水害時には救援物資の運搬が可能でしょう。地球にやさしいソーラーボートで1人でも多くの人が助かる未来が訪れることを期待しています。
ある晴れた春の日、親友の「ろこお」と「あめのすけ」は、マキノサニービーチ(滋賀県高浜市)へ朝早くから出発し、水辺で遊んでいました。
しかし、琵琶湖は時に脅威的な面を持っています。午後になると、突如として強風が吹き荒れ、高波が打ち寄せ始めました。「ろこお」と「あめのすけ」は、楽しい水遊びから一転して、自然の力に翻弄されることとなりました。「ろこお」は何とか岸にたどり着きましたが、振り返ると「あめのすけ」の姿が見えません。高波にのまれた彼は、どこかへと流されてしまったのです。
心配と不安でいっぱいの「ろこお」は、「あめのすけ」を一人で探し始めましたが、強風と波の音にかき消され、呼び声も届きません。マキノサニービーチに戻った「ろこお」は、友人のロボット、「びわまる」に助けを求めました。びわまるは、ソーラーパネルを装着しており、太陽がある限り水上を自由自在に動き回ることができるのです。「ろこお」は「びわまる」に状況を説明しました。「びわまる」はすぐに救助ミッションを開始することに決めました。さあ、あなたもソーラーボートを作って「びわまる」と一緒に「あめのすけ」を捜索しに行きましょう!
こちら
滋賀県高浜市マキノサニービーチ
●無人で走行するボートであること
●コンピュータープログラムに基づき、自動で走行すること
●動力は太陽光発電のみとすること
●決められた地点を時間内に通ること
詳細はこちらから確認して下さい。
<A地点>マキノサニービーチ ⇒ <B地点>海津尾崎付近 ⇒ <C地点>つづら尾崎付近(往復)
全長約20km
ボートは全チーム手作りです。発泡スチロール系やカーボンを主な材料にしているチームが多いです。
技術資料公開ページはこちら(準備中)
【これまでに優勝したボートの1例】
ボートの外観
ボートの概略図(CADデータ)